VAPEのバッテリーをMODで充電する?それとも専用充電器で充電する?
VAPEを始めたばかりの人でMODと一緒に専用充電器を持っている人は、かなりこだわりが強いお方か、もともと持っていたか。私はVAPEを始める前からXTAR VC2を持っていました。
よくVAPEのバッテリーは注意が必要と言います。信頼できるバッテリーを買うべきだと諸先輩がたは言っています。
私は仕事がら、フラッシュライトをよく使います。そしてできるだけコンパクトで明るいライトが欲しくて、現在は18650リチウムイオン充電電池を使うタイプの中でも、価格と作りのバランスが良いTHRUNITE(スルーナイト)のライトを愛用しています。
注意!
このフラッシュライト用の18650リチウムイオン充電電池をVAPEに使用しては絶対にダメ!
私が持っているリチウムイオンバッテリーです。
左側の2本はフラッシュライト用で、右の4本はVAPE用です。
何が違うか?
①電池のサイズを示す5桁の数字の前にIMRと書いてあります。
②High Drain Li-ion Rechargeble Battery(直訳ではないが、日本語的には大出力リチウムイオン充電池)と書いてある
③Max. constant: 30Amp(最大定格出力30A)と書いてある。
ここで一番重要なのは③の定格出力電流であって、IMR18650ならなんでも良いわけじゃないんです。
例えば同じKEEPPOWERのIMR18650でも③が、20A, 30A 35Aといくつか種類があるのです。つまり使用するMODの出力に見合った電池を選ぶ必要があります。
オームの法則では、3.7Vの電圧で0.123Ωのコイルを使うと30A流れます。
充電直後のバッテリーを直結すると、4.2V 0.14Ωで30Aです。
また。メーカの仕様書にも”High charge and discharge currents reduce cycle life.”って書いてあって、急速充電と大出力使用は寿命が短くなるそうです。
みなさんバッテリーを買うときは容量(mAh)より先に定格電流をチェックしましょう。
電池メーカにHPはこちらから
専用充電器について
だいぶ前置きが長くなってしまいましたが、充電についてです。
上記にもありますが、急速充電は寿命が短くなると書いてあります。私が使用しているKEEPPOWER IMR18650 3120mAh 30A dischargeの場合、急速充電は6Aと書いてあります。最近のテクニカルMODは大体1〜2A充電なので全然問題なしって思ってたけど、MODで充電すると結構熱くなるのが気になった。
それに比べると0.5A充電のXTAR VC2は全然熱くならない。どっちがいいか?それは人それぞれの考えだけど、電子機器にとって熱くなるのは良いことではないので、必ずVC2で充電するようにしています。
充電のタイミングですが、仕様書では2.5V以下では使用してはいけないと記載されています。私は大体3.5Vくらいになったら充電します。
0.5A充電ですから1940mAh充電するのに約4時間かかります。VC2はモニターが付いているので、充電状況を確認しやすいのが気にっています。
充電器はさほど高額でもないので、1つ持っていると大変便利です。私IMR18650を使うテクニカルMOD2個に対し、IMR18650を3個で運用しています。電池が減ったら交換できるし、MODを使っていても充電できるし。
愛用しているGEEK VAPE AEGISみたいに、そもそもMOD本体で充電できない場合もあるし。
MOD本体で充電することを否定するわけじゃなくて、あると便利ってことだけは間違いし、いずれ欲しくなるアイテムだよねってことで終了。